「する」は韓国語で何?気持ち伝わる하다(ハダ)の魔法フレーズ

韓国語の動詞

日本語の「する」は、韓国語の하다(ハダ)です。

「勉強する」
「今は学生をしています」
「買い物をする」

하다(ハダ)を使うことで、様々な「する」と言う表現ができてしまいます。

韓国語の하다(ハダ)を使うことで、ほぼ全ての「する」に対応していると言えます。

この하다(ハダ)の言い回しや表現を知ることで、あなたの会話力は劇的に変わることになるでしょう。

今回は、韓国語「する」についてです。

魔法のコトバ하다(ハダ)

日本語の「する」に当たる韓国語は하다(ハダ)です。

この하다(ハダ)の使い方を覚えるだけで、色々な場面で対応することができます。

1名詞と「する」

「運動する」
「勉強する」
「食事する」

このように、名詞と「する」の組み合わせでも하다(ハダ)が使えます。

2「決断する」意味での「する」

「ビビンパにする」
「アメリカに留学する」

このように、注文したり、自分の意思を決定するときに使われる「する」に関しても하다(ハダ)が使えます。

3身につける

하다(ハダ)の使い方でも、何かを身につける際にも、使うことができます。

「ベルトをする」
「ネックレスをする」
「ピアスをする」

このように、アクセサリーを身につける場合でも使うことができます。

4その他

1、2、3の場面以外でも「する」に関する様々な場面で하다(ハダ)が使えます。

「お鍋のフタをする」
「5000円する本」
「ユニークな形をしたスプーン」

このように、いろいろな場面で使われる「する」「した」という表現に関して하다(ハダ)を使うことができます。

もちろん、하다(ハダ)以外の動詞をつかって表現されることもありますので、100パーセントではありません。

ですが、例外を除けば、ほぼこの하다(ハダ)をつかった表現で成り立ちます。

それぐらい、하다(ハダ)は使える単語です。

そこで、早速하다(ハダ)を使った活用の形をまとめていきます。

「する」の言い回し

「する」の言い回しを하다(ハダ)を使ってまとめてみます。

【します(丁寧)】

ハンニダ
합니다

【します】

ヘヨ
해요

韓国語では、丁寧な言い方が2種類あります。

합니다(ハンニダ)と해요(ヘヨ)の2つの表し方はどちらも丁寧な表現です。

ですが、합니다(ハンニダ)の形がより丁寧ですので、目上の方やビジネスの世界、ニュースなどではこの形で表される場合が多いです。

ただし、この합니다(ハンニダ)を一般的なカジュアルな場で使うと、相手との距離ができてしまい、少し違和感を抱く韓国人もいます。

あなたと年齢の近いもしくは、少し年上と会話をするケースでは、합니다(ハンニダ)よりも해요(ヘヨ)を用いることで、相手との距離も早く縮まる場合も多いです。

韓国人は、仲良くなればどんどん深い付き合いになる場合が多いです。

ですので、最初からあまりにもかしこまった言い方をすると、「私と、仲良くしたくないのかな・・・」

このように、感じてしまう方もいます。

【しました】

ヘッソヨ
했어요

【した】

ヘッソ
했어

「しました」と言いたい場合にも、했어요(ヘッソヨ)と했어(ヘッソ)があります。

했어(ヘッソ)の方が、カジュアルな言い方になり、相手に失礼にならないように言いたい場合には、했어요(ヘッソヨ)と言えば問題ありません。

【するつもりです】

ハル コエヨ
할 거예요

【するよ】

ハルケ
할게

【しましょう】

ハプシダ
합시다

【しよう】

ハジャ
하자

「〜しましょう」と言いたい場合には、합시다(ハプシダ)と하자(ハジャ)の2つの言い方があります。

합시다(ハプシダの場合は、目上の方に提案するときに使う場合が多いです。

また、あなたが観光地をガイドしたり、誰かを案内する際には、합시다(ハプシダ)を使ってより丁寧に説明することも増えると思います。

その一方で、하자(ハジャ)は、親しい友達や仲間とカジュアルに会話するときによく使われる言い回しです。

また、仲間と食事を食べる際に、メニューを決定する際に、「これにしよう」と言いたい場合にも、カジュアルに하자(ハジャ)と使うことで相手に提案することができます。

【これにしよう】

イゴ ハジャ
이것 하자

「これにしよう」と言いたい場合には、이것 하자(イゴ ハジャ)と使えばオッケイです。

【しています】

ハゴ イッソヨ
하고 있어요

【したいです】

ハゴ シポヨ
하고 싶어요

【したくありません】

ハゴ シプジ アナヨ
하고 싶지 않아요

【しますか?】

ヘヨ⤴︎
해요?

相手に「しますか?」と質問したい場合は、日本語でも同じですが、ヘヨ⤴︎と最後に語尾を上げることで、簡単に質問の形になります。

【しません】

アンヘヨ
안 해요

「しません」と言いたい場合には、もう1つの形があります。

それが、하지 않아요(ハジ アナヨ)という形です。

ですが、前に안(アン)を持っていくる形の方が簡単です。

ですので、基本的にすぐに使いたい場合には、안 해요(アンヘヨ)の方がおすすめです。

もちろん、하지 않아요(ハジ アナヨ)の形でも「しません」にはなります。

【してもいいですか?】

ヘド デヨ
해도 돼요?

この「してもいいですか」も便利なフレーズだと考えています。

その他にも、まだまだあなたの使いたい「する」を用いた表現があるかと思います。

「してはいけません」
「したいですか?」
「してください」

このように、「する」を使った表現は、数え切れないぐらいの数があります。

そこで、できる限りの「する」を使った表現をさらにまとめてみます。

あなたの言いたい「する」を使った表現かは分かりませんが、ご参考になさってみてください。

「する」하다(ハダ)の使い方

【してはいけません】

ハミョン アンデヨ
하면 안 돼요

【したいですか?】

ハゴ シポヨ
하고 싶어요?

「〜したいですか?」と質問の形にしたい場合には、語尾を⤴︎にあげると良いです。

【してください】

ハセヨ
하세요

【してください】

ヘジュセヨ
해주세요

「〜してください」には、하세요(ハセヨ)と해주세요(へジュセヨ)という2種類の形があります。

하세요(ハセヨ)は、相手にくつろいでもらったり、相手に対して命令する形で使われます。

例えば、ずっと仕事をしている人に対して、あなたが、

「少しリラックスしてください」と言いたい場合には、

チョム リルレックスハセヨ
좀 릴랙스하세요

つまり、相手に対して「〜してください」と言いたい場合には、하세요(ハセヨ)を使います。

これに対して、해주세요(へジュセヨ)は、『相手から何かをしてもらう』という意味になります。

例えば、あなたが仕事で疲れていて、誰かにマッサージをしてもらいたいとしましょう。

この場合は、

「ちょっとマッサージしてください」と相手に頼む場面もありますよね。

【ちょっとマッサージしてください】

チョム マサジ ヘジュセヨ
좀 마사지해주세요

このように、相手から何かをしてもらいたい場合には、해주세요(へジュセヨ)と使います。

【して】

ヘジョ
해줘

それから、あなたの同僚や仲間、親しい友達など、あなたとカジュアルな関係にあるパートナーであれば、해줘(ヘジョ)と使うこともできます。

この해줘(ヘジョ)は、あくまでも親しい関係で使うことができる表現です。

ですので、あなたが誰に使かが大切なポイントになります。

【できます】

ハルス イッソヨ
할 수 있어요

【できません】

ハルス オプソヨ
할 수 없어요

【しなければいけません】

ヘヤ ヘヨ
해야 해요

「〜しなければいけません」には2つの言い方があります。

해야 해요(ヘヤヘヨ)と해야 돼요(ヘヤデヨ)の2つです。

해야 돼요(ヘヤデヨ)は、「〜しなければなりません」という意味になります。

それから「〜したら」「〜するけど・・・」と言った表現も全て하다(ハダ)で表すことができます。

【したら・・・】

ハミョン
하면

【するけど・・・】

ハジマン
하지만

【したけど・・・】

ヘッジマン
했지만

【しながら・・・】

ハミョンソ
하면서

このように、하다(ハダ)を使うことで、これらの表現も全てカバーできます。

ちなみに、하다(ハダ)を使って表現で、使える表現がありますので、あなたにシェアさせていただきます。

하다(ハダ)の使えるフレーズ

「これやってみて」
「いつまでにやったらいいの?」

たくさんの便利なフレーズがあるのですが、ここでは、この2つの言い方についてシェアさせていただきます。

【これやってみて】

イゴ ヘバ
이거 해 봐

「これやってみて」は友達などに使える便利なフレーズです。

【いつまでにやったらいいの?】

オンジェッカジ ヘヤデヨ
언제까지 해야 돼요?

このフレーズも相手に対して使える質問のフレーズです。

それから、하다(ハダ)を使った言い回しに、『名詞➕하다(ハダ)』の形があります。

名詞➕하다(ハダ)

名詞➕하다(ハダ)とは、例えば、

「勉強する」
「掃除する」
「テストする」

こう言った形を指します。

実は、これらの表現でも하다(ハダ)を活用して簡単に表すことができます。

【掃除する】

チョンソハダ
청소하다

【勉強する】

ゴンブハダ
공부하다

【テストする】

テスtハダ
테스트하다

このように하다(ハダ)を使って表すことができます。

例えば、「掃除する」の場合には、

掃除 + する
チョンソ   ハダ
청소 + 하다

このように表すことができます。

このように、名詞+하다(ハダ)の形も使えますので以下に、使えそうな単語をまとめてみます。

名詞➕하다(ハダ)のフレーズ

【チャレンジする】

ドジョンハダ
도전하다

韓国語でチャレンジは、도전(ドジョン)と表します。

チャレンジという意味で、챌린지(チェルレンジ)という表し方もありますが、도전(ドジョン)という言葉がよく使われています。

「チャレンジします」と言いたい場合には、도전해요(ドジョンヘヨ)と使います。

つまり、하다(ハダ)を해요(ヘヨ)にすると、「〜します」という形になります。

「〜します」は해요(ヘヨ)

【シャワーする】

シャウォハダ
샤워하다

シャワーします
샤워해요(シャウォヘヨ)

【運動する】

ウンドンハダ
운동하다

運動します
운동해요(ウンドンヘヨ)

【食事する】

シクサハダ
식사하다

食事します
식사해요(シクサヘヨ)

【緊張する】

キンジャンハダ
긴장하다

緊張します
긴장해요(キンジャンヘヨ)

【マッサージする】

マサジハダ
마사지하다

マッサージします
마사지해요(マサジヘヨ)

【ジャンプする】

ジョンプハダ
점프하다

ジャンプします
점프해요(ジョンプヘヨ)

【野球する】

ヤグハダ
야구하다

野球します
야구해요(ヤグヘヨ)

【サッカーする】

チュックハダ
축구하다

サッカーします
축구해요(チュックヘヨ)

【電話する】

ジョナハダ
전화하다

電話します
전화해요(ジョナヘヨ)

【料理する】

ヨリハダ
요리하다

料理します
요리해요(ヨリヘヨ)

【パソコンする】

コンピュタハダ
컴퓨터하다

パソコンします
컴퓨터해요(コンピュタヘヨ)

【ゲームする】

ゲイムハダ
게임하다

ゲームします
게임해요(ゲイムヘヨ)

このように、名詞+하다(ハダ)の形は、いくらでも応用が利きます。

それぐらい하다(ハダ)は色々な場面で使うことができる単語です。

ですが、実は、하다(ハダ)が使えない例外というものがあります。

そこで、次は、하다(ハダ)が使えない例外についてお話させていただきます。

하다(ハダ)が使えない例外

1する=音・匂い・味

日本語では、音楽や味覚をはじめ、嗅覚などによって感じるときには、「〜する」と使うケースが多いです。

例えば、

「匂いがする」
「味がする」
「音がする」

このように、五感で感じたことを「〜する」と表現するケースが多いですよね。このケースでは하다(ハダ)が使えません。

その代わりに使われる単語が나다(ナダ)です。

音・味・味 = 나다(ナダ)

【美味しそうなにおいがします】

マシインヌン ネムセガ ナヨ
맛있는 냄새가 나요

【変な音がしました】

イサンハン ソリガ ナッソヨ
이상한 소리가 났어요

このように、音や味など五感で感じたことを言いたい場合には、나다(ナダ)を使います。

2怪我や傷など

하다(ハダ)が使えないケースの2つ目に、怪我とやけどがあります。

「怪我をする」
「やけどをする」

このように、「する」を使って表される言葉ですが、「やけど」「怪我」の場合には、하다(ハダ)を使うことができません。

やけど・怪我 = 다치다(ダチダ)

「やけど」や「怪我」の場合は、다치다(ダチダ)や데다(テダ)で表す場合が一般的です。

【怪我をしました】

サンチョルル ダチョッソヨ
상처를 다쳤어요

「怪我をしました」と言いたい場合には、상처를 다쳤어요(サンチョルル ダチョッソヨ)と表します。

また、「怪我をする」と言いたい場合には、

サンチョガ ナヨ
상처가 나요
サンチョルル イプタ
상처를 입다

この2つの言い方もあります。

3損や得

하다(ハダ)が使えないケース3つ目に、「損をする」「得をする」と言った表現があります。

損・得する = 보다(ボダ)

「損をする」「得をする」と言いたい場合には、보다(ボダ)を使って表します。

【損をする】

ソンヘルル ボダ
손해를 보다

【損をしました】

ソンヘルル バッソヨ
손해를 봤어요

【得をする】

イイグル ボダ
이익을 보다

【得をしました】

イイグル バッソヨ
이익을 봤어요

このように、「得をする」「損をする」と言いたい場合には、보다(ボダ)という単語が使われます。

4その他

その他にも、하다(ハダ)が使えないケースがあります。

例えば、

「長生きする」
「世話をする」

このように言いたい時には、하다(ハダ)は使えません。

「長生きする」は、오래 살다(オレサルダ)と使います。

それから、「長生きしています」と言いたい場合には、오래 살고 있어요(オレ サルゴイッソヨ)と使います。

「世話する」と言いたい場合には、돌보다(ドルボダ)という単語を使って表します。

돌보다(ドルボダ)には、面倒を見るという意味があります。

例えば、「妹や弟の世話をする」と言いたい場合には、돌보다(ドルボダ)が使えます。

【兄が妹の世話をしています】

オッパガ ヨドンセヌル ドルボゴ イッソヨ
오빠가 여동생을 돌보고 있어요

このように言うことができます。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、韓国語「する」について、色々とお話させていただいております。

日本語で「する」に当たる韓国語は、하다(ハダ)です。

「勉強する」「運動する」など何かを行う際には、하다(ハダ)が使えます。

また、何かを注文したりする「冷麺にします」と言った言い方をしたい場合にも하다(ハダ)が使えます。

さらに、「ネックレスにする」「ベルトをする」のように、何かを身につける場合にも、하다(ハダ)が使えます。

このように、하다(ハダ)を表す「する」は色々な場面で使える単語です。

ですが、하다(ハダ)にも例外があり、하다(ハダ)が使えないケースもあります。

その代表的なケースは、匂いや味をはじめ、損得などに関する言葉、そして、「長生きする」「世話する」と言った言葉です。

하다(ハダ)は非常に万能な単語ですが、やはり、例外も存在していることも覚えておかれると良いと思います。

今回のお話が少しでも、あなたの役に立つ情報になれば幸いです。

長文読んでいただき、ありがとうございます。

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