「ごめんなさい」「すみません」は韓国語で何?発音つきで安心マスター

韓国語

ごめんなさい!は韓国語で何?と気になった方へ!

「ごめんなさい」は、韓国語で미안합니다(ミアナミダ)と使います。

「すみません!」

「ごめんなさい!」

この言葉は、日本人が良く使うコトバですよね。

自分が失敗してしまった場合や、相手を傷つけてしまった場合などに使われます。

実は、韓国では、何回も謝るとマイナスになることも多いです。

今回は、

韓国語「すみません・ごめんなさい」の使い方についてお話します。

  韓国語で「ごめんなさい」は?

韓国語で「ごめんなさい」は미안하다”ミアナダ”という単語を使います。

미안하다”ミアナダ”には「すまない」という意味があり、この単語が原型の形です。

韓国語で「ごめんなさい」をあらわすと、

・미안합니다(ミアナミダ)

・미안해요(ミアネヨ)

・미안해(ミアネ)

・미안(ミアン)

미안하다”ミアナダ”をつかった表現は、このように表現することができます。

上から下にいくごとに、カジュアルな表現になっています。様々な場面によって、これらの言葉は使い分けることが可能です。

また、ミスの大きさによっても使い分ける必要があります。

미안하다”ミアナダ”を使った謝る表現を知る前に、「知っておくと韓国語の会話力がグッと深まる」お話をさせていただきます。

ハムニダとへヨの使いわけ

韓国語を学ぶ上で、より丁寧な言葉を話したい場合は、합니다体(ハㇺニダたい)を使うと、より丁寧に表現することができます。

합니다体(ハㇺニダたい)とは、文末の表現が「~합니다(ハㇺニダ)・~습니다(スㇺニダ)」で終わる文法のカタチを表しています。

それに対して、

해요体(へヨたい)は아요(アヨ) 어요(オヨ) 해요(へヨ)などの文末で終わる文法のカタチです。

해요体(へヨたい)には、この他にもいろいろなルールがありますが、今回は省きます。

1.ありがとうございます。

2.ありがとう。

1と2の文を比べると、「ありがとうございます」の文の方が丁寧ですよね。

この「ございます」という表現が韓国語では、ハムニダ体にあたるとイメージすればオッケイです。

丁寧に謝る「ごめんなさい」

相手に丁寧に謝りたい場合は、미안합니다(ミアナミダ)と使います。

目上の人や、ビジネスなどで失敗や失態をしてしまった場合に使うコトバです。

それから、重大なミスをしてしまったり、相手を傷つけてしまった場合は、上下関係に関係なく使えるコトバです。

ですので、「ごめんなさい」と言いたい場合に使える、いちばん丁寧な形だと覚えておくと良いです。

この미안합니다(ミアナミダ)ですが、注意するべき点があります。

それが発音です。
미안합니다はカタカナで発音した場合、「ミアンハㇺニダ」となります。

ですが、会話で使う場合は「ミアナミダ」と使った方が自然なのです。

ですので、「ミアナミダ」と発音してみてください。

少し丁寧に謝る「ごめんなさい」


미안해요(ミアネヨ)も日本語に訳した場合、「ごめんなさい」という丁寧なニュアンスになります。

미안해요(ミアネヨ)は親しい間柄でも、失敗したときや、丁寧に謝りたい時に使えるコトバです。

「ミアナミダ」と「ミアネヨ」どちらも丁寧な表現ですが、「ミアナミダ」より「謝る」気持ちが強いです。

「ごめんね」を表す”미안해(ミアネ)”

「ごめんね」ってどういう場合に使いますか?

日本語で考えるとよくわかりますが、この表現はカジュアルな場面で活躍するコトバです。

親しい友達や、カップルの間、後輩や年下、職場の同僚などいろいろな場面で使えるコトバです。

  • 友達との約束の時間に遅刻しそうな時。
  • 友達のジュースなどをこぼしてしまった時

こういったカジュアルな場や雰囲気で、よく使うコトバです。軽く謝る感じで気軽に使えるコトバです。

めっちゃカジュアルな”미안(ミアン)”


미안(ミアン)は「ごめん」といった意味合いがあります。

かなり砕けたニュアンスですので、親しい友達や友人、恋人などに使える柔らかい表現です。

ごめんを使う場合は「ごめん ごめん」と2回続けて使う場合も多いです。

ですので、韓国語でも「미안(ミアン)미안(ミアン)」と2回続けて表現するケースもあります。

『ごめんなさい』を使ったフレーズ

ここからは、『ごめんなさい』を使った言い回しについて、まとめていきます。

このように『~してごめんなさい」という使い方が一般的です。

それから、「ごめんなさい」と同じぐらい使えるコトバがありますよね。

そうです!

 


次は、韓国語の「すみません」について見ていきましょう。

韓国語で「すみません」は何?

”すみません”の原型は、죄송하다(チェソンハダ)と使います。죄송하다(チェソンハダ)には「申し訳ない」という意味があります。

この죄송하다(チェソンハダ)をハムニダ体にした形が、죄송합니다(チェソンハㇺニダ)です。

もちろん、ヘヨ体や柔らかい言い方に変えることも可能です。

韓国語で「すみません」は、죄송합니다(チェソンハㇺニダ)と使います。

この죄송합니다(チェソンハㇺニダ)には、”申し訳ございません”という意味が込められています。

ですので、「ごめんなさい」と使うよりも、さらに深く謝りたいときにに使えるコトバです。

柔らかく”申し訳ない”と言いたい場合

こういった形で表現することも可能です。

ですが、죄송해요(チェソンヘヨ)や죄송해(チェソンへ)は、使わない方が無難だと個人的には考えています。これはあくまでも僕の意見です。

僕自身がなぜ、このように考えるかというと、「申し訳ございません」ときちんと謝罪したいときには、「ハムニダ体」での表現がいちばん無難だと考えているためです。

相手にきちんと謝るべき時に、죄송해요(チェソンヘヨ)や죄송해(チェソンへ)では場面によっては、あまりふさわしくない場合もあります。

重大な局面の場面で、柔らかい表現で「申し訳ないです」「申し訳ねえ」といったニュアンスを相手に伝えて、相手に気持ちが届くかどうかは不確かなためです。

ハムニダ体できちんと謝っても、相手に気持ちが届くか分かりません。きちんと謝りたい場合は、ハムニダ体で誠意をこめて謝る方が効果的です。

それから、日本では、店員さんを呼ぶ場合にも、「すみません」と使いますよね。

実は、店の人を呼ぶ場合は、韓国では、”すみません”を表す「죄송합니다(チェソンハㇺニダ)」は使いません。

そこで、「すみません・・・」と人に尋ねる場合の呼び方についてもお話させていただきます。

「すみません・・・」と声をかけたい場合

日本語では、『すみません』という意味には英語で言う『I’m sorry』『Excuse me』の二つの意味合いがあります。

そして、人に尋ねる時の意味合いは『Excuse me』にあたります。このExcuse me(エクスキューズミー)には、”私の勝手をお許しください”という意味が込められています。

ですので、日本語では『私の勝手ですみません』のすみませという意味にあたります。

韓国では、注文する際などに「すみません」と使いたい場合は、저기요(チョギヨー)と使います。

この言葉で、「あのーすみません」という意味になります。韓国で店に入った場合に使える便利なフレーズです。ぜひ1度「チョギヨ~」と使ってみてください。

誰もが失敗はしたくないと考えているはずです。

そんな中で、失敗の大きさは別として、色々な場面で謝るケースは多いです。そんな時、いざという時に使えないと意味がありませんよね。

そこで、使えるコトバがあります。

このコトバです。

「本当に」を付けた《ごめんなさい》

『本当に』という言葉があるだけで、本当に悪かったという意味が、相手に伝わりやすいですよね。

ここでは、『本当に、ごめんなさい』『本当に、申し訳ありません』という言葉をみていきます。

『本当に』という言葉は、韓国語で정말(로)(チョンマㇽ「ロ」)と表します。

この3つのうちの1つだけでも、覚えておくと、非常に便利ですので、ぜひ活用してみてください。

謝るコトバをあと2つ!

日本語には、色々な謝る言葉がいくつも存在します。

それだけ礼儀正しいというか、謝りすぎというか・・・

少し複雑な感じもしますが、この際なので、あと2つの謝るコトバについても見ていきましょう。

・失礼しました

・お詫び申し上げます

この2つの言葉も、謝る時に活躍するコトバです。

『失礼しました』~실례했습니다~

失礼しましたは、韓国語で실례하겠습니다(シㇽレ ヘッスㇺニダ)と使います。

この言葉は、目上の人や、お客様に対して使うビジネス的なニュアンスの強いコトバです。

『失礼しました』という言葉は、日本語で使う場合も、場面が限られています。

この言葉は、目上の人やお客様に対して使うコトバで、あまり、普段の会話で使うコトバではありません。

また、マスコミや会社の謝罪会見をする時に使われる、重たいコトバです。

ですので、普段の会話の場面では使わないコトバです。

お詫びの気持ちを伝えたい場合

お詫びの気持ちを伝えたい場合も、基本的には『申し訳ない』という意味を表す「죄송합니다(チェソンハㇺニダ)」を使えばオッケイです。

ですが、日本語には『お詫びします』という言葉がありますよね。

このコトバを韓国語で表すと、사과 드립니다(サグァ デュリㇺニダ)となります。

사과(サグァ)には2つの意味があります。

・りんご

・お詫び

この2つの意味です。

ですので、使い方には少し気を付ける必要があります。

この言葉も、非常に丁寧に謝りたいケースで使えるコトバです。普段の会話では、あまり耳にしないコトバです。

ですが、文章にして、相手に謝罪の気持ちを表現したい時などに、使うと便利です。

お詫びを使った表現

この言葉がお詫びのコトバの中で、一番使われているコトバです。

それから、迷惑をかけたことを詫びたい場合は、こんな文章で表せます。こんな感じで、お詫びの言葉を使いたい場合は、사과 드립니다(サグァ デュリㇺニダ)を使えば、非常にていねいに謝罪のコトバを表すことができます。

韓国では「どうするの?」が大切

ここまで、”ごめんなさい”の謝るコトバについてお話させていただきました。

日本では、「すみません。すみません」と何度も謝ることが、謝罪の気持ちを表すうえで大切な感じがします。

ですが、韓国では、謝った後に、『きちんと自分のミスを挽回できるか』という部分に重きが置かれています。

これは、日本の社会でも同じことが言えますが、韓国ではもっと顕著です。

何かミスをしてしまった場合、「すみません」と、当然、謝ります。

そして、その後に、「~までにもう一度やってみます!」といった感じで、次へのアクションを口にします。

こういう言葉は、コミュニケーションをとる上では欠かせない部分です。

こういったコトバを付け加えることで、自分のミスを取り返すための前向きなニュアンスが出てきます。

今回のお話のまとめ

今回は「ごめんなさい」「すみません」を韓国語で何というの?というお話をさせていただきました。

韓国語で「ごめんなさい」や「すみません」は、

  • 죄송합니다(チェソンハㇺニダ)
  • 미안합니다(ミアナミダ)

と使うことが一般的です。

このうちの1つだけでも覚えておくと、いざという時に自分を助けてくれます。

失敗したときは、失敗した後、どうそのミスを対処するのかがとても大切です。

なんでも謝るのではなく、本当に悪い時だけ、潔くバシッと。

一回相手の目を見て、誠意を込めて、죄송하다(チェソンハダ)と使ってみましょう!

今回の記事が少しでも役に立つ情報になれば幸いです。

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