韓国語を勉強する前に知っておきたい。覚えられない原因は「学習の最大の敵」

韓国語の学習方法

韓国語が話せるようになりたい!
このように、思われている方も多いと思います。

どの教科書でどんなやり方で勉強すれば効果的なの?
単語や文法などを色々と覚えないと話せないよね?

このように、勉強法というと、いろんなことを勉強しなければいけないと思っていませんか?

実は、勉強する上で大切なことは、もっと別のところにあります。

今回は、韓国語の勉強法ついて、私の思う考え方を色々とお話させていただきます。

韓国語の勉強法

韓国語の勉強法に限らず、語学を勉強するといえば、

「単語を丸暗記しようかな」
「文法を学ぼうかな」

こういったイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

確かに、語学をマスターする上で大切なことに、単語の暗記や文法を覚えるなど色々な要素が大切だと思います。

まず、私があなたに一番伝えたいことは、

勉強の学習方法は、人によって違ってくる。

この部分を認識する必要があります。

この部分は、分かっているようで実は、あまり認識されていない概念です。

例えば、記憶方法には、いつくもの種類があります。

簡単にご紹介すれば、視覚記憶、聴覚記憶、筋肉記憶、インパクト記憶などです。

筋肉記憶は聞いたことがない方も多い方もしれません。
ですが、筋肉記憶をすると覚えやすいという人もいます。

このように、学習の方法は、人によって違う。

ということで、あなたにあった学習方法はあなた自身で見つけていく必要があるのです。

この学習方法については、今回はお話しませんが、また、別の場面でお話させていただきます。

このように、語学を学ぶ上では、色々なテクニックが存在します。

ですが、多くの人が語学を学習する上で、壁になっている考え方が存在しています。

あなたの中には、学習の敵が存在しているのです。

この学習の敵を全部やっつけていくと、自然と学習の効率が上がり、結果的には、語学を習得する時間が劇的にアップするというものです。

それでは、次は、この学習の敵について色々とお話させていただきます。

学習の敵

学習の敵と聞いてどういったイメージを持たれますか?

語学で言えば、

単語を覚えたいのに、全然覚えられない。
文法は覚えたはずなのに、いざという時に出てこない。

こういった経験をされている人も多いかもしれません。

もしかすると、あなたには学習の敵が存在しているのかもしれません。

この学習の敵には色々な敵が存在しています。

大きく分けると、10人の敵が存在しています。

その中から、まずは、あなたの最大の敵になっていることからお話させていただきます。

学習の最大の敵

学習をブロックする最大の敵。

あなたは、なんだと答えますか?

これから、あなたが韓国語を勉強する上で大切にしたいものは、韓国語の単語でもなく、文法でもありません。

資源の分散

「資源の分散」が学習の最大の敵です。

資源の分散とは、

お金
時間
労力

こういったものを指します。

私たちには、資源という限られた要素を持っています。

例えば、時間は有限です。

私たちは、80年とか90年とか寿命というものがあり、必ず「死」が来ます。

ですので、時間というものにも限界があります。時間は永遠ではないですよね。

それから、「お金」も有限です。

使えば無くなりますし、お金は限られた資源です。

限られたお金を使えばそれは、なくなっていくという流れです。

それから、「労力」も同じことが言えます。

労力とは、「意志の力」という言葉でも言えます。

意志の力とは、自分がやろうとするエネルギーのことです。

例えば、朝から20キロぐらいのマラソンをして、そのあとに、100メートル走を10本ぐらい走って、ボクシングジムで体を絞って。

こんな生活をしていると、もう活動するエネルギーが失われて、何もしたくなくなりますよね。

つまり、私たちが1日で使えるエネルギーにも限界があるというわけです。

このように、時間やお金、労力には使える量が決まっているのです。

やることを絞る

学習の敵で最大の敵は「資源の分散」です。

先ほど、時間や労力、お金のお話をしましたが、私たちは、この資源を意味のないことに分散させてしまいがちです。

無駄遣いしたり、一つのことに集中してしない時が多いです。

この部分が学習をする上での最大の敵になっています。

この考え方は、語学に限らず、資格を取ったり、何か勉強する時、ビジネスなど全てに通じる最強の考え方です。

時間を大切にする

一番大切にしなければいけないのは「時間」です。

一日は24時間しかありません。

この時間の中で、寝る時間に6時間使ったとすれば残りは、18時間しかありません。

そして、その中で家庭のある方は、子供や奥さんとの時間もありますし、食べる時間などを差し引いていくと、勉強できる時間は1時間とか2時間あれば良い方だと思います。

学生の方は一日中、勉強できる幸せな時間があります。

ですが、仕事をされている方にとっては、勉強する時間なんて、ほんの数時間しかありませんよね。

多分、何かを勉強する時間が3時間も取れない可能性も高いですよね。

この限られた時間で、語学の学習を効率的に覚えていかないと、時間が足りないわけです。

この限られた学習の時間を、きちんとやることを決めずにダラダラと過ごしてしまう。

この状態こそが、学習の最大のブロックになっていると考えています。

負の学習スパイラル

ここで、私たちが陥りやすい状況についてお話しさせていただきます。

まず、陥りやすい状況に、

たくさんのことを学習しようとする。

この状態です。

韓国語を勉強しようかなと思って、

あの人の教材、この人の教材、
この韓国人が出している教材、
このラジオ講座も手をつけて、

こういったことをやっていませんか?

これは、私もよく陥る状況なのです。

色々な教材を買ったのはいいけど、どの教材から勉強したら良いのか逆に迷ってしまい、全然学習が進まない。

このような経験が続いたことがあります。

色々なものに手を出しすぎると、どれもマスタできないわけです。

私が韓国語をそれなりに話せるようになったのは、韓国留学に行ってからですが、
学習することをとことん絞って勉強したという部分が、非常にプラスに働いたと考えています。

これは私の実体験からくるものなので、説得力がある意見だと考えています。

ですので、もし、あなたが韓国語を勉強したい。
話せるようになりたい。

このように思っているのであれば、

あなたが韓国語を使って、どのようになりたいのか?

この部分を明確にする必要があります。

私の場合は、奥さんが韓国人ということもあり、奥さんの両親や親族、私の子どもが大きくなった時に、自分の意見や考え方、自分の気持ちを韓国語で伝えたい。

そして、日常生活で使う会話をマスターしたい。

このように、覚えたいことを、絞って、そこだけ一点集中して覚えていきました。

もし、私が、学生という立場で、学習時間を20時間ぐらいフルに使えるのであれば、日常生活に限らず、政治とか経済面とか、色々なものの単語をもっと勉強したかもしれません。

ですが、やはり、時間は限られています。

ですので

「何を覚える」の前に、「覚えないことを決める」

この部分がめちゃくちゃ大切です。

80対20の法則

80対20の法則をご存知でしょうか?

私は、実は、韓国語以外にも、英語を話すことができます。

私よりも、もっと上手な方はおられますし、4カ国、5ヶ国語を自由に操れる方はいらっしゃいます。

私は、特別な才能なんて持っていませんよ。

こんな私が、常に意識している概念があります。

それが、80対20の法則なのです。

これはどんな概念かと言いますと、

大切なことは全体の2割しかないということなのです。

2割の行動が8割の結果を生む。

こういう概念です。

会社で言えば、2割の人が8割の結果(利益)を出す。

要するに、2割の行動が8割の結果を出す。

こういった考え方です。

逆に言えば、

無駄な8割の行動をしても、2割の結果した生まれないわけです。

もしも、あなたが語学を短期間にマスターしたい。

このように思われている場合は、

2割に当たるハイリターンの学習法は何なのか?

2割に当たるハイリターンな単語はどれなのか?

覚えなければいけないハイリターンの文法はどれなのか?

この部分を考え続ける必要があります。

5パーセントの集中

語学の学習においても、自分にとってハイリターンを生み出す行動は、全体の2割です。

そして、その2割の中でもさらに5パーセントぐらいにダイアモンドの価値があります。

ですので、全体の5パーセントぐらいが、あなたにとっての最強のリターンになっていくと考えられます。

何を学びたいのか?
どの分野を学ぶのか?
その学びたい分野の中でも特にどこに絞るのか?

この部分を厳選して勉強していかないと、時間が足りないわけです。

ですので、韓国語を学びたい方であれば、何を学びたいのか?

この部分を厳選して覚えていく必要があります。

具体例

例えば、韓国語を学習して韓国語試験の6級を目指す方がおられるかと思います。

TOPIK韓国語試験などです。

こういった方であれば、その試験に出る単語だけに絞って覚えていくことが大切です。

それから、参考書も自分で厳選して覚えやすそうな教材を1つか2つに絞って、徹底的に学ぶことで、短時間で学習の効率をマックスまで上げることができます。

これはほんの一例ですが、

あなたが学習したいことを明確にする。

この部分は、韓国語の勉強を行う上で、絶対に外せない必須の条件です。

それから、あなたが韓国語を話したい場合には、どんなことを話したいのか?

この部分を厳選してまずは、考えていく必要があります。

「ペラペラになりたい」の落とし穴

ネネイティブのように、韓国語をペラペラに話したい。

このように、考えている方も多いのではないでしょうか?

ですが、このペラペラを勉強の目標にしてしまうと、なかなか達成できません。

なぜなら、このペラペラという表し方が曖昧すぎて、どれぐらい話せることが「ペラペラ」になるのかが、明確にわからないためです。

例えば、日常生活で不便なく過ごせるぐらいの韓国語を身に付けたい。

このように、勉強することを明確にする方が、その目標を達成するために、しなければいけない勉強方法が見つかってきます。

日常生活であれば、例えば、買い物に行くときに、使える単語やフレーズを覚えておくことも1つの手ですよね。

例えば、

「これください」
「これはいくらですか」

このようなフレーズから順番に覚えていけば、日常生活でいきなり使うことができます。

ちなみに、

これください
이것 주세요(イゴ ジュセヨ)

これいくらですか?
이것 얼마예요(イゴ オルマエヨ)

こういった言い方をします。

この言い方も、3回ぐらい韓国の市場で使えば、自然と覚えられる簡単なフレーズです。

何回も言いますが、私の強みは、普通の一般人だという部分です。

何回も使っていけば、自然と覚えられますので、まずは、使ってみることが大事なことです。

日常生活で韓国語が話せるようになりたいのであれば、

まずは、

あなたがどんなフレーズを話したいのか。

この部分を日本語で書き出してみることがオススメです。

書き出した後は、韓国人の友達を作ることがポイントです。

私の場合は、奥さんが韓国人なので、自分の言いたいことを日本語から韓国語に訳してもらって、そのフレーズをひたすら覚えたという記憶があります。

韓国人の友達がいない場合には、韓国国際交流とかのサイトで、韓国人と繋がってみたり、フェイスブックで友達リクエストして、韓国人と繋がってみると面白いかもしれません。

まずは、なんでもいいので、一歩踏み出す勇気が必要です。

何も行動しないのに、現状は変わってくれないからです。

フェイスブックでリクエストする文面

例えば、私だったらエフィスブックで友達リクエストする場合は、こんな感じで送ります。

どうも、初めまして。
私は、●●と言います。

韓国語に興味があって、勉強しています。
もしよかったら友達になってください。

私だったらこんな感じで載せてみると思います。

もしも、フェイスブックの友達申請にチャレンジされたい方は、以下の韓国語をコピペして、挑戦してみてください。

안녕하세요
저는 라고 합니다

한국말 관심이 있어서 공부 하고 있어요
만약 괜찮다면 친구가 되고 싶은데요

無駄を省く

語学を勉強する場合にも、無駄を省くという考え方は絶対に必須になってきます。

ですので、

本当に自分が必要な単語。
必要なフレーズ。
必要な分野の言葉。

これを凝縮して勉強できれば、最短で語学をマスターすることができてしまいます。

そして、覚えたことを、実践して使い方に慣れていく。

ですので、細かいことは無視して、自分の覚えたいことを集中的に勉強するのです。

それ以外のことは、覚える必要がないのです。

少し、話を元に戻しますが、学習の最大の敵は、「資源の無駄遣い」なのです。

時間をかける場合にも、自分が本当に覚えたい分野、覚えたい単語、覚えたいフレーズに絞って覚える。

お金という資源も同じように、色々な教材を買いまくって、どの教材を勉強したら良いか迷うのではなく、1つの良書を徹底的に学び抜く。

こういった考え方が、一番大切になってくるのです。

ですので、

学習をできる限り分散させずに、
1つのことにフォーカスした状態で学習する環境

この環境を整えていくと良いです。

学習を妨げる3つの要素

分散すると、

1.お金がなくなる。
2.時間がなくなる。
3.大事なことができなくなる。

このできなくなる3つの要素は是非、参考になさってみてください。

ここまでで、韓国語を勉強する上での最大の敵について、お話させていただきました。

ですが、実は、この学習の敵はあと9個ぐらいあります。

少し、多いなと思っていませんか?
読むのに、疲れていませんか?

こういった方もいらっしゃるかと思いますので、
今回は、もう一つの学習の敵だけお話させていただきます。

多すぎる選択肢

次は、「多すぎる選択肢」という部分についてお話させて頂きます。

「多すぎる選択肢」

これもあなたの学習を妨げている学習の敵だと言えます。

ここで、まず、あなたに覚えていただきたい考え方をシェアします。

選択肢は悪

この考え方です。

私自身もそうですが、どうしても選択肢を多く用意したがる人はいませんか?

私がまさにそのタイプで、いろいろな選択肢を持とうとする傾向にあるのです。

選択肢が多いと、一番最適な選択ができるのではないか・・・

私自身はこういった考え方に陥りやすいです。

ですが、ここで選択肢が多ければ多いほど、決断に時間がかかり、なかなか決めれません。

ということで、この決断にかかる時間が無駄になってくるわけです。

だからこそ、

選択肢も絞っていく。
選択肢もできる限り、
少ないものから決断する。

こういった考え方がないと、学習をする上での敵になってしまうのです。

例えば、あなたがヘアスタイルをどれにしようかと迷い、知人に相談したとしましょう。

この場合、知人が、

・10個ぐらいのヘアスタイルを提案する。
・1つのヘアスタイルに絞って提案する。

この部分だけで、あなたが決断するスピードが間違いなく変わってきます。

決断が早いのは、もちろん、1つのヘアスタイルを提案される方です。

このように、選択肢がありすぎても、人は余計に迷ってしまい、決断のスピードが格段に落ちてくるのです。

このよって、資源の無駄が発生して、学習の効率が落ちてきますよ。

こういう話です。

選択肢が多すぎると、フォーカスができなくなるため、行動が鈍くなるのです。

選択肢が100個ぐらいあったら、絶対、動くことは不可能ですよね。

私も、選択肢を増やしたいタイプなのですが、この「選択肢が悪」という言葉は、常に、自分に言い聞かせていることです。

私は、何かを学習する時に、たくさんの教材を買ってしまう癖があります。

これ面白そうな本だな。
これも勉強しやすい本かもしれないな。

こういった感情から、色々な本を買ってしまいがちなのです。

ですが、これでは、選択肢が多すぎて、全然行動できなかったという実体験があります。

結婚も選択肢が影響

例えば、今の社会には、「婚活」という言葉がありますよね。

つまり、結婚したいけど、パートナーが見つからない。

こういった悩みを抱えておられる方が多くなっている世の中なのだと思っています。

この結婚の適齢期が遅くなっている要因も、選択肢が増えすぎていることが要因になっていると個人的には考えています。

例えば、30人ぐらいしか人のいない村であなたが育ったとしたら、パートナーにするべき人は自然と限られてきますよね。

ですが現代社会では、

フェイスブックはあるし、
出会い系のサイトはあるし、
東京を歩けば気になるタイプの異性はたくさんいるし・・・

このように、色々な人を知る機会が多すぎますよね。

選択肢が増えすぎて、逆に晩婚化している傾向にあるのです。

ですので、選択肢がたくさんあることも、学習をする上ではマイナスしかないです。

選択肢が多すぎると、中途半端な状態に陥りやすいのです。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、韓国語の勉強法で役立つ「学習の敵」について、色々とお話させていただきました。

多分、私のように、学習をするにあたって「学習の壁」について、記事を書いているサイトは、あまりないのではないかと思います。

語学の勉強方法などは、他のサイトを見れが、いくらでも参考になりそうなサイトはあります。

ですが、そもそも、あなたが学習をさらに効率よく伸ばすためのアプローチについて載っている記事はほとんどありません。

やり方は、後からでもなんとでもなります。

大切なことは、学習をする上で邪魔になっている敵を完璧に外した状態で、学習することです。

これを知っているだけで、友達から、

「全然勉強しているように見えないけど、
 どうやって勉強しているの?」

と羨ましい目で見られるのです。

その時には、学習する前に、知っておくべきポイントがあるんだよ。

このように、教えてあげると、友達から「すごいね!」となるわけです。

語学でも資格でもビジネスでも何でも通じますが、

1つのことに集中して、
1番リターンの高いものを学習する。
1番リターンがある単語。
1番使えるフレーズを習得。

あなたがやることは、意外にもシンプルなのです。

このシンプルなことを継続できるかが学習のカギなのです。

今回のお話が、あなたの学習の飛躍のカギになれば嬉しいです。

長文、読んでいただき、ありがとうございます。

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