「激しい」は韓国語で何！？세차다と격하다の違いが丸ごと分かる

「激しい」に当たる韓国語は세차다（セチャダ）です。

「激しい」は、日本語では、その程度が甚だしい。変動が大きい。というように、いろいろな場面で使われていますよね。

「激しい痛み」
「揺れが激しい」
「激しく運動する」

ですが、韓国語では、日本語にあるように、「激しい」に相応しい１つの単語がありません。

つまり、세차다（セチャダ）以外にも、色々な単語があるのです。

今回は、韓国人と結婚して６年を突破した韓国通の私が韓国語「激しい」についてお話させていただきます。

激しい＝天候

韓国語で「激しい」に当たる単語に세차다（セチャダ）があります。

この세차다（セチャダ）は、主に、天候に関する「激しさ」を意味しています。

「雨が激しいです」
「風が激しいです」

このように、天候で多い、雨や風に関する「激しさ」について使うことができます。

使い方

天候での「激しさ」を表す세차다（セチャダ）の使い方について、お話させていただきます。

세차다（セチャダ）ですが「激しいです」という使い方はあまりしません。

それよりは、

「激しい雨」
「激しい風」

こういった使い方の方が一般的です。

このように、「激しい●●」という使い方が一般的です。

「激しい●●」と言いたい場合には、『세찬（ｾﾁｬﾝ）●●』と使います。

「激しい」と使える単語

「激しい雨」「激しい風」というように表現したい場合には、『〜のように激しい雨』「〜のように激しい風」といった表現もよくされます。

そこで、使えそうな単語もご紹介させていただきます。

韓国語で「一気に」は、단숨에（タンスメ）と使う場合もあります。

ですが、気候の突然の変動については、갑자기（カプチャギ）を用いて表現するのが一般的です。

ちなみに、갑자기（カプチャギ）には、「突然」という意味合いがあります。

ですので、「突然、雨が激しくなる」といった使い方もできます。ご参考になさってみてください。

激しい＝激

韓国語で「激しい」に当たる単語はまだあります。

それが격하다（ギョクハダ）です。

この격（ギョク）は漢字で表すと「激」を表します。

そして、격하다（ギョクハダ）以外にも、격（ギョク）のついた単語があります。

격하다（ギョクハダ）以外の単語

実は、격하다（ギョクハダ）以外にも、격심하다（ギョクシムハダ）격렬하다（ギョクヨルハダ）の２つの単語もあります。

この３つの単語は、それぞれ「激しい」という意味を表していますので、どの単語を使っても意味にそれほどの違いはありません。

使い方

격하다（ギョクハダ）をはじめ、격심하다（ギョクシムハダ）격렬하다（ギョクヨルハダ）の３つの単語は、主に次のような感じで使うことができます。

・激しい痛み
・激しい運動
・激しい怒り

このように、この격하다（ギョクハダ）などの３つの単語を使うときにも、激しい●●という形で使う場合が多いです。

・激しい痛み

・激しい怒り

・激しい運動

このように、言い表すことができます。

それから、他にも、「激しい口調」「激しいケンカ」など、一般的に「激しい」と言い表されるものは、격하다（ギョクハダ）をはじめ、격심하다（ギョクシムハダ）격렬하다（ギョクヨルハダ）の３つの単語で表すことができます。

・激しい口調

・激しいケンカ

このように表すことができます。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は韓国語「激しい」についてお話させていただきました。

韓国語で「激しい」に当たる単語は４つほどあります。

これらの単語です。

세차다（セチャダ）は天候に関する「激しさ」を表しています。

「激しい雨」
「激しい落雷」

このように言いたい場合に使います。

それに対して、一般的な「激しさ」に関しては、격하다（ギョクハダ）をはじめ、격심하다（ギョクシムハダ）격렬하다（ギョクヨルハダ）の３つの単語で表すことができます。

これら３つの単語は、それhど意味的に変わらないため、どの単語をつかったとしても「激しい」という意味で通じます。

「激しい痛み」
「激しい動悸」

このように、天候以外での「激しさ」に対しては、この３つの単語を使います。

『天候なのか、それ以外なのか』

この部分だけ覚えておきましょう。

今回のお話が少しでも役にたつ情報になれば幸いです。