韓国語で混ぜるは섞다と言います。
韓国人はコーヒー好きな人が多いです。
コーヒーショップが多く、夜遅くまでカップルや女友達、男友達と一緒にワイワイとお話する文化があります。
しかし、このコーヒーに砂糖などを入れてスプーンで混ぜる場合には섞다ではなく別のある単語を使います。
つまり、何を混ぜるかによって単語がそれぞれ変わってくるのです。
そこで、今回は韓国語「混ぜる」についてお話させていただきます。
韓国語「混ぜる」
韓国語で混ぜるに当たる単語に섞다があります。
また、この섞다以外にも別の単語をつかって表されることもあります。
それから、韓国料理の中にはビビンパがあります。
実は、このビビンパも色々な具材を混ぜるという意味で「混ぜご飯」という意味があります。
それから、「混ぜる」には物や食べ物を混ぜるだけではなく「仲間に混ぜる」という意味でも使われます。
このように、「混ぜる」には色々な意味合いがあります。
今回は、日常で使われやすい単語3つとおまけの単語についてご紹介させていただきます。
混ぜる=混ぜ合わせる
「混ぜる」にはいくつかの物を混ぜ合わせるという意味合いがあります。
混ぜ合わせる |
섞다 |
「混ぜ合わせる」と言いたい場合には섞다を使います。
この섞다には、
「材料を混ぜて焼く」
「他の洗剤をまぜると危ない」
このように、いくつかの物を「混ぜ合わせる」という意味で使われる単語です。
例文
材料を混ぜて焼くと、ケーキが出来上がります |
재료를 섞어서 구우면 케이크가 만들어져요 |
「混ぜて」とよく使う単語に「材料を混ぜる」という使い方があります。
材料は재료と言います。
「材料を混ぜて焼くと」と言いたい場合には재료를 섞어서 구우면と言い表します。
それから、洗剤を混ぜるという意味でもよく使われる単語ですので、例文をご紹介させていただきます。
他の洗剤を混ぜて使うと危険です |
다른 세제를 섞어서 사용하면 위험해요 |
「混ぜる」という単語で洗剤もよく使われる単語です。
洗剤は세제と言います。
それから「混ぜて使うと」と言いたい場合には섞어서 사용하면と使います。
また、混ぜご飯を炊く際にも섞다が使えます。
例えば、松茸ご飯や栗ご飯などご飯にかやくを入れて炊く際には、この섞다が使えます。
ご飯に栗を混ぜて炊いた |
밤을 섞어서 밥을 지었다 |
ご飯に松茸を混ぜて炊いた |
송이를 섞어서 밥을 지었다 |
松茸は韓国語で송이と言います。
それから、食卓に並べるとかなりパワフルな栄養素をゲットできてしまうメニューをご紹介させていただきます。
納豆にキムチ
納豆とキムチの食べ合わせのパワーをご存知でしょうか?
どちらも発酵食品でかなりパワフルな食材2つです。
この2つを食べると、臭いも強烈ですが、この臭いに負けないぐらいの最強のパワーが全身にみなぎってくるはずです。
ぜひ、オススメですので試してみてください。
納豆にキムチを混ぜて食べると最強です |
낫또에 김치를 섞어서 먹으면 최강이에요 |
韓国にも納豆があり、日本の納豆を韓国語で表すと낫또と言い表すことができます。
韓国料理には大豆発酵食品に「チョングッチャン」という納豆に似た食べ物があります。
この食材とキムチを食べ合わせると最強の食材が出来上がります。
ちなみに最強は최강と言います。
このように섞다は、材料を混ぜたり、洗剤を混ぜたりするなど、いくつかの物を「混ぜ合わせる」という意味で使われる単語です。
実はコーヒーではこの섞다は使いません。
別のある単語を使うのです。
コーヒーを飲む人は多いと思いますので、次の単語を知って砂糖やクリームを混ぜる際に使ってみてください。
混ぜる=コーヒーと入浴剤
次にご紹介させていただく単語は、コーヒーに砂糖や牛乳を入れてかき混ぜる時。
それから、入浴剤など液体状のものをかき回す時に使われる単語です。
混ぜる=液体状のものをかき回す |
젓다 |
この젓다はコーヒーに砂糖や牛乳をはじめ、クリームなどを入れてかき回したい時。
それから、入浴剤のような液体状のものをかき回したいとき。
このような時に使われる単語です。
例文
コーヒーに牛乳を入れてスプーンで混ぜます |
커피에 우유를 넣어서 스푼으로 저어요 |
「コーヒーに砂糖やクリームを入れてかき混ぜる」のような使い方ができる젓다ですが、
「スプーンでかき混ぜる」という使い方がよく使われます。
スプーンでかき混ぜると言いたい場合には스푼으로 저어요と言い表すことができます。
この使い方は、コーヒーを飲む際に非常に使える単語で、私自身もよく使うフレーズです。
それから、「入浴剤を入れてかき混ぜる」の言い方でもこの젓다が使われます。
入浴剤を入れて泡が出るまでよく混ぜます |
입욕제를 넣어서 거품이 날 때까지 잘 저어요 |
「よく混ぜます」という表し方も覚えておくと非常に便利です。
「よく混ぜます」は잘 저어요と表します。
それから服などを洗濯する際には「泡が出るまでよく混ぜます」といった言い方もできます。
また、「よく混ぜてください」と誰かに言いたい場合には잘 저으세요と表します。
それから、個人的にこれは使えると思った例文をご紹介させていただきます。
これはコーヒーを混ぜる時に使うスプーンです |
이게 커피를 저을 때 사용하는 스푼이에요 |
「コーヒーを混ぜる時に」という使い方も便利なフレーズです。
ですので、커피를 저을 때を覚えておくと便利です。
それから泡立て器で混ぜる際にも젓다は使えます。
例えば、チヂミという日本のお好み焼きのような料理があります。
そこで、チヂミの生地を泡立て器で混ぜる。
このように言い表すことができます。
チヂミの生地を泡立て器で混ぜます |
지지미 반죽을 거품기로 저어요 |
チヂミは지지미と表します。
このように젓다は、コーヒーに砂糖やミルクを入れる際や、浴槽に入浴材を入れる際、そのほかにも、チヂミなどを泡立て器でかき回す際に使われる単語です。
混ぜる=ビビンパ
先ほど、チヂミのお話をしたのですが、韓国を代表する韓国ご飯にビビンパがあります。
ビビンパとビビン冷麺を混ぜる際には비비다という単語で表します。
具とご飯や麺をこねるように混ぜる |
비비다 |
この비비다にはもともと「こする」という意味があります。
この비비다はビビンパやビビン冷麺を混ぜる際に使われる単語です。
韓国に行ってビビンパを食べれば、何となく混ぜるイメージが掴めると思いますが、ビビンパを食べる時にスプーンでご飯と具を混ぜ合わせて、ごま油とコチュジャンを入れてさらに混ぜ合わせて食べます。
ビビン冷麺を食べる際は、麺と具材とコチュジャンを混ぜ合わせて食べます。
この際にも비비다が使われます。
ビビンパはよく混ぜてから食べます |
비빔밥은 잘 비벼서 먹어요 |
ビビンパの意味は비빔밥と書きますので、言葉の通り「混ぜ合わせたご飯」という意味になります。
韓国料理にはコチュジャンと混ぜ合わせた料理が多いです。
例えば、ビビンググスという食べ物もあります。
このグクスは日本で言えば「そうめん」にあたります。
そうめんに炒めた卵やキュウリ玉ねぎなどをのせ最後にコチュジャンを混ぜて食べる料理です。
私自身はよく夏場にこのビビングクスにごま油をかけて食べています。
とても美味しいです。
最後に、「仲間に混ぜる」という言い方についてご紹介させていただきます。
仲間に混ぜる
「仲間に混ぜる」とはつまり「仲間に入れる」という意味合いがあります。
また、「チームに入れてやる」のような意味合いもあります。
仲間に混ぜてやる |
끼워 주다 |
「仲間に混ぜる」と言いたい場合には끼워 주다と言い表します。
チームに混ぜてくれませんか? |
팀에 끼워 주시겠어요 |
あなたがもし誰かのチームに入れて欲しいと思っている場合には、
팀에 끼워 주시겠어요と使えばオッケイです。
今回のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「混ぜる」についてお話させていただきました。
韓国語で「混ぜる」に当たる単語で使えそうな単語は主に3つです。
1混ぜ合わせる=섞다
2コーヒーに牛乳を混ぜる=젓다
3ビビンパを混ぜる=비비다
このように、何を混ぜるかによってそれぞれの単語が変わってきます。
それから、「仲間に混ぜてやる」を意味する끼워 주다も使える単語です。
今回「混ぜる」でご紹介させていただいた젓다ですが万能な単語で有名です。
万能とは「混ぜる」以外にも色々な意味を表す単語だという意味です。
この젓다には次の意味があります。
1船をこぐ
2首を振る
3コーヒーをかき混ぜる
4犬が尻尾をふる
このように色々な意味合いがある便利な単語ですので젓다を覚えておくと便利ですよね。
今回のお話が少しでも役立つ情報になれば幸いです。
長文読んでくださりありがとうございます。