腹筋割れてますか?
腹筋がどれぐらい割れているかによって、あなたの人気度が一気に変わってきます。
ぽっちゃり腹筋なのか。
それとも、
バキバキの板チョコ腹筋なのか。
あるいは、
チョコっと割れてる腹筋なのか。
どの腹筋かによって、周りからのあなたへの評価はガラリと変わってくるでしょう。
話は変わりますが、
韓国語でも「何を割るのか」「どんん風に割るのか」によって、使える単語が決まってきます。
「コップを割るのか」
「スイカを割るのか」
「風船を割るのか」
とにかく「割る」を表す単語は山のようにあります。
101匹ワンちゃんまではいかないですが、覚える単語がありすぎます。
そうなると、やる気を失う人が続出します。
私もその一人です。
単語なんて、できれば覚えたくないんです。
そこで、101匹まではいかずに、たった7つの単語だけ覚えれば、人生なんとかなるよ。
このように思うのです。
今回は韓国語「割る」についてお話させていただきます。
割る=コップ
皿を割ったり、ガラスを割ったりするような
「割って壊す」
場合には깨다(ケダ)を使います。
【割る、壊す】
ケダ |
깨다 |
【窓ガラスを割りました】
チャンムヌル ケッソヨ |
창문을 깼어요 |
何かを壊してしまう場面で使われる깨다(ケダ)ですが、
「割ります」よりも、「割りました」という使い方の方が日常で非常に多いです。
「割りました」と言いたい場合には、깼어요(ケッソヨ)と使います。
【コップを落として割りました】
コプル トロトゥリョソ ケッソヨ |
컵을 떨어뜨려서 깼어요 |
このように表現することができます。
また、この壊す場面では、何かを落として割ることが多いので、どちらかと言えば、
「割ってしまった」
という表現をよく使うと思います。
例えば、
コップを割ってしまった。
窓を割ってしまった。
このように「割ってしまった」というフレーズは日常でもよく使う便利な単語です。
【割ってしまった】
ケジョボリョッタ |
깨져버렸다 |
「割ってしまった」と言いたい場合には、깨져버렸다(ケジョボリョッタ)と言います。
【コップを割ってしまった】
コブル ケジョボリョッタ |
컵을 깨져버렸다 |
【窓を割ってしまった】
ヤンムヌル ケジョボリョッタ |
창문을 깨져버렸다 |
このように、何かを壊してしまった罪悪感や後悔などを表したい時には、
깨져버렸다(ケジョボリョッタ)と表すことができます。
それから、
「割ってしまいました」と少し、丁寧に言いたい場合には、
깨저버렸어요(ケジョボリョッソヨ)
このように表すこともできます。
スイカ割りしたことありますか?
「スイカを割る」のように、果物を切って2つ以上のものに分ける場合には쪼개다(ジョケダ)という単語を使います。
【割る=分割する】
ジョケダ |
쪼개다 |
スイカを割るなど、果物を分割する場合には、쪼개다(ジョケダ)が使われます。
【スイカを2つに割って食べる】
スバグル デュッジョグロ ジョゲソ モゴッタ |
수박을 두 쪽으로 쪼개서 먹었다 |
「2つに割って」と言いたい場合には、두 쪽으로 쪼개서と言います。
【竹を割りました】
デナムルル ジョゲッソヨ |
대나무를 쪼갰어요 |
「割りました」と言いたい場合には쪼갰어요(ジョゲッソヨ)と言います。
この쪼개다(ジョケダ)には、他にも色々な場面で使うことができます。
・土地
・時間
・お金
このような場面でも使うことができます。
割る=風船を割る
風船を割る時のように、「破裂させて割る」と言いたい場合には、터끄리다(トトゥリダ)と使います。
【割る=破裂させる】
トトゥリダ |
터끄리다 |
「風船を割る」のように、針のようなもので割るような場面もあるかと思います。
【風船を割った】
プンソヌル トトゥリョッタ |
풍선을 터뜨렸다 |
このように表すことができます。
また、「割りました」と少し丁寧に言いたい場合には、
터뜨렸어요(トトゥリョッソヨ)
と使います。
それから、大切風船やお気に入りの風船を「割ってしまた」と言いたい場合には、次のように言うこともできます。
【割ってしまいました】
トトゥリョボリョッソヨ |
터뜨려버렸어요 |
このように言うこともできます。
「割る」という言葉から、学校での勉強を思い浮かべる人もいるかもしれません。
私、学校の割り算、むちゃくちゃ苦手だったんです。
ですので、「割る」と聞くと、
「腹筋」か「割り算」
この2つのイメージがすぐに思い浮かびます。
正直、割り算を思い出したくありません。
次は、割り算で使う「割る」についてお話させていただきます。
割る=割り算
割り算とは、つまり、数字や計算の世界で使われる「割る」です。
【割る=割り算する】
ナヌダ |
나누다 |
割り算をすると言う意味で使われる「割る」は나누다(ナヌダ)を使います。
【10割る2は5】
シプ ナヌギ イ ヌン オ |
10 나누기 2는 5 |
【費用を人数で割って計算します】
ビヨヌル インウォンスロ ナノソ ケサンヘヨ |
비용을 인원수로 나눠서 계산해요 |
このように、割り算の文章問題などに出てくるような
「飴ちゃんを人数で割る」
ような場合でも나누다(ナヌダ)が使えます。
例えば、
A君はアメを20こ持っています。
このアメを4人で分けると一人分はいくらでしょう。
このような場合の「分ける」と言いたい場合でも、나누다(ナヌダ)が使えると言う意味です。
それから、「割って」と言いたい場合には、나눠서(ナノソ)と言います。
日本の出生率ご存知ですか?
いきなり、何なの?
と思われたかもしれません。
日本は今、少子高齢化ですよね。
もっと言えば、少子超高齢化だとも言えます。
子供の数が減っています。
例えば、
「出生率が1.3%を割る」
このような表現は新聞などで目にします。
少し、難しい意味ですが、この場面では、
「1.3%を下回る」
と言う意味です。
と言うことで、「割る」には「下回る」という意味もあります。
割る=下回る
モッ ミチダ |
못 미치다 |
「出生率が下回る」
「学力が下回る」
「大学の定員が下回る」
このように、人数やデーターなどが「下回る」という場面では、못 미치다(モッ ミチダ)が使われます。
それから、実は、「下回る」を表す単語には、別の単語を使う場合もあります。
それが、
밑돌다(ミッドゥルダ)
という単語です。
ですが、正直、この밑돌다(ミッドゥルダ)を使っている韓国人と出会ったことがありません。
多分、一応この밑돌다(ミッドゥルダ)も使えるのだとは思いますが、日常の会話では活用されていない単語なのだと思います。
今晩、一杯どうですか?
お酒飲みますか?
居酒屋さん派ですか?
それとも、
バーなどでおしゃれに飲むタイプですか?
それとも、
ラウンジで格好良く飲みますか?
それとも、
キャバクラやホストクラブですか?
お酒を飲む場合にも、いろいろな場面が考えられます。
例えば、
焼酎をソーダで割る場合。
ウイスキーを水で割る場合など。
お酒を飲む際にも、色々な飲み方がありますよね。
このように「割る」には飲み物を割るという意味で使われる場合もあります。
【割る=飲み物を割る】
タダ |
타다 |
飲み物を割ると言いたい場合には、타다(タダ)という単語で表します。
韓国語を勉強されている方であればご存知だと思いますが、この타다には「乗る」という意味があります。
ですが、この타다には「飲み物を割る」という意味もありますので、覚えておくと便利です。
【焼酎をソーダで割って飲みます】
ソジュルル タンサン ソダエ タソ マショヨ |
소주를 탄산 소다에 타서 마셔요 |
私個人的には、焼酎はあまり好きではありませんでした。
ですが、韓国に住んでいた時に、韓国の焼酎が飲みやすくて、一時期、かなりハマっていた時期があります。
一番飲んでいた焼酎は、C1です。
(出典;https://blog.naver.com/kspos3200/220068187559)
韓国にはいろいろな焼酎があります。
甘い焼酎もありますし、少し辛い焼酎などいろいろな種類があります。
私自身は、焼酎あまり好きではなかったのですが、サンギョプサルを食べる時に、飲んでみると、かなり美味しくて、そこからハマっています。
それから、韓国人は、焼酎とビールを混ぜて飲む人も多いです。
韓国語でいうと、
소맥(ソ メッ)
と言います。
これは、소주(焼酎)の소と맥주(ビール)の맥のそれぞれの文字をとった造語です。
韓国ではチキンと焼酎やビールが定番ですので、あなたも興味があれば、ぜひ、一度飲んでみてください。
そこで、実際に、韓国人とお酒を一緒に飲むと、あることに気づきます。
何かわかりますか?
それが、腹を割って話すということです。
韓国人はお酒の席なので話をしだすと、とことん深くまで話をします。
このように、「腹を割る」という状況によくなります。
そこで、この「腹を割る」の表現についても、おまけでお話させていただきます。
「腹を割る」仲間って大切です。
あなたは、腹を割って話す仲間がいますか?
腹を割って、自分の悩みを聞いてくれる仲間。
今頑張っていることを腹を割って聞いてくれる仲間。
私は、このような仲間を作りたいと考えています。
【腹を割る】
トロノッタ |
털어놓다 |
「腹を割る」と言いたい場合の「割る」は털어놓다(トロノッタ)と使います。
【腹を割って話をしましょう】
ソグル トロノッゴ イヤギ ヘボジャ |
속을 털어놓고 이야기해 보자 |
「腹を割って」と言いたい場合には、속을 털어놓고(ソグル トロノッゴ)と使います。
日本には、腹という漢字に肚という漢字があります。
この「肚」は、心の根の部分という意味があります。
この肚を作るために、「腹を割って話す」ことが大切だと私は考えています。
うわすべりのお世辞で人と付き合うことも時には必要です。
ですが、そんなうわすべりの損得感情だけで相手と接していると、人生の大損に繋がる可能性もあります。
肚を作って人と交わる。
私が大好きなことばですので、あなたにもシェアさせていただきます。
本日のお話のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語「割る」について、7つの単語をご紹介させていただきました。
7つも単語があると、覚える気が失せる。
私もそうですが、面倒なことは人間続きません。
私自身も、この7つの単語を完璧に使いこなせるか。
と言われると、使いこなせてません。
ですが、日常生活で困った経験があまりないんです。
つまり、大切なことは、完璧に使いこなせなくていいんです。
これ、私の実体験から言っていることなので、かなり説得力があると思います。
いやいや、使いこなせないと、ダメじゃん!
このように思われた方もおられると思います。
ですが、実際問題、
「割る」という単語で困った経験ゼロなのです。
ですので、覚えなくてもいいんですが、いざ、言いたい時のために、備えておく。
この姿勢は大切だと思います。
今回のお話で出てきた単語をまとめておきます。
1割る=壊す(コップなど)
ケダ |
깨다 |
2割る=分割する(スイカやりんごなど)
ジョゲダ |
쪼개다 |
3割る=破壊させる(シャボン玉や風船など)
トトゥリダ |
터뜨리다 |
4割る=割り算する
ナヌダ |
나누다 |
5割る=下回る(出生率、定員など)
モッ ミチダ |
못 미치다 |
6割る=肚を割る
トロノッタ |
털어놓다 |
7割る=焼酎などをソーダで割る
タダ |
타다 |
このように、7つの単語をご紹介させていただきました。
今回のお話が少しでもあなたの役立つ情報になれば幸いです。
長文読んで下さり、ありがとうございます。