「臭い(くさい)」は韓国語で구리다?臭いの種類で単語は変わる!?

「くさい」にあたる韓国語の形容詞には、구리다(グリダ)があります。

臭い(くさい)を韓国語で言おうと思っても、いろいろな表現がありますよね。

「なんか臭い」
「汗臭い」
「生臭い」

実は、「くさい」を意味する구리다(グリダ)は、あまり使われない単語なのです。

今回は、
韓国人の妻と結婚して6年に突入する私が、
韓国語「くさい」についてお話させていただきます。

1구리다(グリダ)よりも

先ほどもお話させていただきましたが、「臭い」は韓国語で구리다(グリダ)です。

ですが、この구리다(グリダ)は「くさい」という意味ではあまり使われません。

例えば、臭いをかいで反射的に言う「くさい」は、구리다(グリダ)よりも냄새(ネムセ)がもっと使われます。

냄새(ネムセ)は、韓国語の「臭い」にあたる名詞です。

この냄새(ネムセ)を用いて、「臭い」と表される場合が一般的です。

「たばこ臭い」
「汗臭い」
「酒臭い」

このように、臭いと表現したい場合に냄새(ネムセ)が用いられます。

例文

・たばこ臭い

タンべ ネムセ
담배 냄새

・汗臭い

タム ネムセ
땀 냄새

・酒臭い

スル ネムセ
술 냄새

それから、「何かくさいですね」といいたい場合にも、基本的には냄새(ネムセ)を使います。

・何か臭いますね

ムスン ネムセガ ナネヨ
무슨 냄세가 나네요

「何か臭いますね」は韓国語では、このように表現します。무슨 냄세가 나네요(ムスン ネムセガ ナネヨ)は、直訳すると、「何か臭いがしますね」という表現になります。

また、냄세(ネムセ)に動詞の나다(ナダ)がセットでつきます。

ですので、냄새가 나다(ネムセガ ナダ)という言葉で、「臭いがする」という表現になります。

体の臭いについて

相手に直接「あなた口くさいですよ」という言い方は、日本でも韓国でも共通して、少し失礼な言い方になります。

ですが、会話の中では、「少し相手のの臭いが気になった」というような使い方はよく出てくる話です。

そこで、が臭いという表現についても少しまとめてみます。

・口が臭い。

イベソ ネムセガ ナダ
입에서 냄새가 나다

・足が臭い。

バルエソ ネムセガ ナダ
발에서 냄세가 나다

・手が臭い

ソネソ ネムセが ナダ
손에서 냄새가 나다

このような形で、体の部分の臭さを表すこともできます。

2구리다(グリダ)の表し方

もともと「臭い」を表す구리다(グリダ)ですが、この구리다(グリダ)は、もともとおならやウンコのような臭いに対して、用いられる単語です。

ですが、それでも、一般的には「誰がおならしたの?」という会話では、구리다(グリダ)よりも냄새(ネムセ)の方が、よく使われていますので、あまり、出番のこない単語なのです。

しかし、この구리다(グリダ)には、実際の臭い以外にもある特別な意味があります。

それが、「怪しい」という意味での「におう」です。

よく探偵のドラマなどで、犯人探しをしている時に「この人臭う(におう)な!」といった感じのニュアンスがありますよね。

この場合の「臭う」は「怪しい」という意味ですよね。

このように、誰か怪しい人物を指す場合や、何かやましい部分がある場合などには、この구리다(グリダ)が使われる場合があります。

・何か臭い所がある!

モンガ グリン テガ イッタ
뭔가 구린 데가 있다

・ちょっと臭いですね!(怪しいですね)

チョム グリン ネガ ナネヨ
좀 구린 내가 나네요

このように、実際に「臭い」わけではないのですが、「怪しい」という意味で使いたい場合には、구리다(グリダ)がよく使われています。

3「臭い」の種類で変わる単語

実は、「臭い」の種類によって、구리다(グリダ)や냄새(ネムセ)以外の単語で表される場合があります。

例えば、魚や生ゴミの臭いです。

こういった生臭いにおいの場合には、비리다(ビリダ)を使って表現される場合が多いです。

使い方

비리다(ビリダ)を使って、文章で表現すると、비린내가 나다(ビリンネガ ナダ)と表現します。

비린내の내は、냄새の내を表しています。ですので、비린내(ビリンネ)で「生臭い」という意味になります。

・この魚は生臭い。

イ センソヌン ビリンネガ ナダ
이 생선은 비린내가 나다

・サバ寿司は生臭い。

ゴデュンオ チョッパブン ビリンネガ ナダ
고등어 초밥은 비린내가 나다

それから、臭いといえば、トイレの臭いがありますよね。

トイレ特有のおしっこ臭いにおいを表現したい場合には、別の違う単語が適しています。

おしっこの臭いを表現したい場合には、지리다(ジリダ)を用います。

使い方

おしっこ臭いと表現したい場合には、지리다(ジリダ)を用いて、지린내가 나다(ジリンネガ ナダ)と表します。

この지린내가(ジリンネ)にある내も냄새(ネムセ)を意味しています。

「臭いがする」と表現したい場合には、どんな単語に限らず、나다(ナダ)を使います。

・公衆トイレは、おしっこ臭い。

ゴンジュンファジャンシルン ジリンネガ ナダ
공중화장실은 지린내가 나다

このような感じで表されます。

また、「臭いがきつい」という表現もよく使われますよね。

「臭いがきつい」と言いたい場合には、냄새가 심하다(ネムセガ シムハダ)と使います。

この심하다(シムハダ)が「きつい」という意味になります。

ですので、「臭い」と一緒に使うことで、臭いを強調する単語になります。

今回のお話のまとめ

今回は、韓国語「臭い」についてお話させていただきました。

韓国語で「臭い」は、구리다(グリダ)を使いますが、実際の使われ方は、大きく違っています。

一般的に「臭い」と言いたい場合には、냄새(ネムセ)という名詞で表現される場合が多いです。

また、臭いの種類によっても単語は変わってきます。

魚やごゴミなどの「生臭さ」を表したい場合には、비리다(ビリダ)が用いられ、비린내가 나다(ビリンネガ ナダ)と使います。

それから、おしっこの臭さを表したい場合には、지리다(ジリダ)を用いて、지린내가 나다(ジリンネガ ナダ)と使います。

このように、「臭い」の表し方には、いろいろな表し方があり、意味もそれぞれ違っています。

今回のお話が少しでも役に立つ情報になれば幸いです。

長文読んでいただき、ありがとうございます。