「こつこつ」「せっせと」「しっかり」韓国語で作る3秒ワード

韓国語

努力に即効性はない。コツコツやるしかない。

この言葉はプロ野球の解説者である野村克也監督の言葉です。

私はこの言葉が大好です。

特に大好きな部分が「コツコツ」という部分です。

私は、「コツコツ」「じわじわ」「じっくり」など自分のペースで取り組む単語が大好きです。

そこで、これらの言葉って韓国語で言い表すことができる?ということなのですが、

韓国語でこれらの言葉にマッチした単語があります。

今回は「コツコツ」「せっせと」「しっかり」などの言葉を韓国語でまとめてみます。

「一生懸命」に似た言葉たち

単語1:一生懸命

最近「一生懸命」することがダサいという風潮があるように感じています。

私は一生懸命頑張ることはとても大切なことだと思っていますが、みんなの見えるところで一生懸命頑張ることはなるべく控えたいと考えています。

周りに自分の頑張りをアピールしたりすることは少しダサいという考え方が私にはあります。

それよりも、サボっているように見えるんだけれど、

「あの人サボってるように見えるの、もう仕事終わったの」

このように言われたいタイプなのです。

ですので、頑張りや努力などは人に見せない方がカッコいいと考えています。

一生懸命
열심히

話が逸れてしまったのですが、韓国語で「一生懸命」は열심히と言います。

열심を漢字で表すと「熱心」という感じになります。

【例文】

彼は資格試験のために一生懸命勉強しています
그는 자격시험을 위해서 열심히 공부하고 있어요

単語2:コツコツ

「コツコツ」と聞くとどのようなイメージを持たれますか?

私はイソップ童話の「ありとキリギリス」がパッと思い浮かびます。

つまり、働きアリさんのことを思い出します。

「コツコツ」と聞くと”努力”とか”貯金”などを思い出してしまって嫌なイメージがある方も多いかもしれません。

ですが、コツコツ地道に力をつけていくこと以外に成長する方法はないと思います。

コツコツ頑張れる人間が少ないからこそ、そこに差が生まれてくるのだと思います。

コツコツ
꾸준히 , 열심히

「コツコツ」は韓国語で꾸준히、열심히を使って表されます。

この場合のコツコツとは

「コツコツ勉強する」

「コツコツ貯金する」

のように「地道に取り組む」という意味合いで使われる単語です。

【例文】

海外旅行に行くためにコツコツ貯金しています
해외여행을 위해서 꾸준히 저금하고 있어요

「コツコツ貯金しています」と言いたい場合には

꾸준히 저금하고 있어요

と使います。

コツコツ勉強して司法試験に合格した
꾸준히 공부하여 사법시험에 합격했어요

コツコツでよく使う言葉に「勉強する」「仕事する」という言葉があります。

「コツコツ勉強する」と言いたい場合には、

꾸준히 공부해요と言います。

それから「コツコツ仕事する」と言いたい場合には、

꾸준히 일해요

と言います。

それからコツコツ勉強して資格などの試験に合格した時には

「ついに」という言葉もよく使いますよね。

コツコツ勉強して「ついに」合格した

この場合の「ついに」は드디어や마침내と使います。

単語3:せっせと

一生懸命という意味で使われる単語の1つに「せっせと」という言葉があります。

「せっせと」の意味合いは『休むことなく』という意味合いがあります。

例えば「朝から晩までせっせと働く」のように使います。

せっせと
부지런히 , 열심히

열심히を使っても「一生懸命している」という意味は伝わりますが、「せっせと」という感じを会話に出したい場合は부지런히を使うことでより相手に伝わります。

【例文】

母は朝からせっせと働いています
어머니는 아침부터 부지런히 일하고 있어요

ゆっくりした様子を表したい時

単語4:ゆっくりと

「ゆっくりと話す」

「ゆっくりとくつろぐ」

日常会話でよく使う単語の1つに「ゆっくり」があります。

ゆっくり
천천히

「ゆっくり」と言いたい場合には천천히で表します。

この천천히は、早口でお話された時に

「もう少しゆっくり話してください」

のように使います。

【例文】

もう少しゆっくり話してください
좀 더 천천히 말해 주세요

このように物事や話すスピードに対して使うことができます。

ゆっくりする
푹 쉬다

それから誰かを家などに招待したりする場合には

「今日はゆっくりしていってください」

のように表す「ゆっくり」もありますよね。

このような場面では푹 쉬다を使って表します。

【例文】

今日はゆっくりしていってください
오늘은 푹 쉬다 가세요

この푹 쉬다は病気などでゆっくり休んで欲しい場面などでも使える単語です。

単語5:のんびり

週末はのんびりしたいですよね。

家の中でのんびり過ごしたり、山や川などで自然豊かにのんびりしたり。

色々なのんびりの仕方があると思います。

のんびり
유유히 , 한가로이 , 느긋하게

のんびりには「ゆったりとくつろぐ」といった意味合いがあります。

例えば、あなたが週末に温泉などにのんびり使っている場面。

こんな場面をイメージされると良いかと思います。

【例文】

のんびり温泉につかる
느긋하게 온천에 잠겨요

「温泉につかる」と言いたい場合には

느긋하게 온천에 잠기다と言います。

昨日は一日のんびり過ごしました
어제는 하루종일 느긋하게 지냈어요

私個人的には「のんびり」と言いたい時にはよく”느긋하게”を使っています。

「のんびり」の他の韓国語を調べると유유히 , 한가로이などの単語は出てきますが私が日常会話で使う際には”느긋하게”だ毛で十分だと考えています。

おまけ単語1:しっかり

最後まで読んでいただいた方のためにおまけの単語を1つご紹介させていただきます。

今回の単語は「しっかり」です。

日本語には「しっかり」や「ちゃんと」のように具体的な量では現されない表現が非常に多いと感じています。

例えば、

「靴の紐をしっかりと結ぶ」

「あの人はしっかりとした人です」

「今後はしっかりと気をつけます」

このように「しっかり」という言葉では具体的にどれぐらいかは分かりません。

ですが、よく使われる言葉であることは間違いありません。

上で示した例文はそれぞれ「しっかり」の意味合いが違ってくるため使われる単語も当然変わってきます。

【例文1】ひもなどを結ぶ場合

ひもをしっかり結んでください
끈을 꽉 매 주세요

靴のひもなどを『しっかり』結ぶような「しっかり」は

『단단히』や『꽉』を使って表現します。

【例文2】「気をつける」に使われる場合

これからはしっかり気をつけます
아프로는 똑똑히 정신차려서 하겠어요

「気をつけます」と言いたい場合には정신차려서 하겠어요と使います。

このように、何か自分の意思や決意などを示す時に使う「しっかりと」は

똑똑히や확실히などを使って表現します。

【例文3】性格で使う場合

彼はしっかりした性格です
그는 결실한 사람이에요

韓国語で「しっかりした」と使いたい場合には결실하다が使われます。

ここでいう「しっかり」とは「芯の強い」「堅実だ」「意思の強い」といった意味合いをイメージされると良いと思います。

今回のお話のまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は韓国語で「しっかり」「コツコツ」など抽象的な言葉についてお話させていただきました。

日本語には

「コツコツ貯金する」

「せっせと働く」

「のんびり過ごす」

のような表現も非常に多いです。

私はこのコツコツの精神が非常に好きでジワジワと何年もかけて勉強していくスタイルが好きです。

今私はこうして韓国語についてコツコツ勉強して記事に載せているわけですが、今の私の目標は1000記事ぐらいコツコツ記事を書いてみたいと考えています。

最後に面白い話を見つけたのであなたにもご紹介させていただきます。

斎藤一人さんの言葉です。

人ってね、

コツコツの『コツ』でもやれば、

頭ひとつ抜けちゃう。

この言葉に私は勇気をもらっています。

今回のお話が少しでもあなたにとって役立つ情報になれば幸いです。

長文読んでいただきありがとうございます。

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